転職がうまくいかない人の失敗例「条件の確認漏れ」

転職がうまくいかないのは理由がある!

条件面の確認漏れ

条件面の確認漏れ
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確認漏れが失敗を招く

転職がうまくいかないことの原因は、意外にも基本的な部分に隠されています。失敗例として多いのが条件の確認漏れです。本来なら応募してから面接までの間に確認を済ませておくべきものなのですが、転職することばかりに気持ちが向いてしまい、肝心のことは大まかな理解のままということが少なくないのです。一度転職するとそこからすぐの転職は難しく、できたとしても経歴に傷が付くことは必至です。では、実際どんな点を確認しそびれているのでしょうか。

給与面

給与面の確認漏れは生活がかかっているため深刻です。転職の重要なチェックポイントである給与面について全く確認しない人はいませんが、残業代込みの金額を残業代抜きの金額と勘違いしているケース少なくありません。基本給は安くても残業代や諸手当があるだろうと思っていると、予想外に手取りが少なくて愕然としてしまうかもしれません。本来稼げると思っていた金額に到達するためには、相当働かなければならないと気づいた時にはもう遅く、転職は失敗と言わざるを得ないでしょう。お金に関することは面接の段階で質問し、不明点や確認漏れのないよう十分注意しましょう。

労働時間の長さ

労働時間についてしっかりとした確認を怠ったまま転職し、いざ働きはじめたら以前の職場よりも残業が多かったというケースは多いものです。前職の残業が多すぎたことが理由で転職を決意した人にとっては大きなダメージになるでしょう。ただ、確認したとしても本当のことを言わない企業があるのも事実で、残業量が異常に多いブラック企業ほど最初の段階で見極めるのが難しいという問題もあります。
仕事内容に対してあまりにも残業が少なそうだったり、労働時間の短さばかりアピールしたりするような企業は少し疑ってかかるぐらいがちょうどいいかもしれません。最終的には言われたことを信じるしかないので、コンプライアンス意識の高い企業を選ぶなど、多角的に企業を見ることも大切です。

仕事内容についての確認不足

職種が同じでも企業によって仕事内容はそれぞれ異なるものです。秩序がなく仕事はいつも上から丸投げで、真面目に頑張る人ほど損をするような職場もあれば、仕事ひとつひとつに細かい決まりがあって、社員にほとんど裁量権がないような職場もあります。どちらか極端でも仕事はやりづらく、ストレスの原因にもなります。それが嫌で転職をしたつもりが、逆の方向に極端な職場ではまた同じストレスの繰り返しです。
また、給与や手当などの条件に魅力を感じて転職したら、達成しなければならないノルマが大きすぎたというケースもあります。これらに共通するのは、今解決したい問題に気をとられてしまい、確認をおろそかにしているという点です。慎重に確認をすれば防げる問題がほとんどなので、丁寧な転職活動を心がけるようにしましょう。

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